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ピアニストの中のピアニスト Part 2

前回の続きです。
補足ですが、解説によるとこのDVDは、3枚組みのCD「アート オブ ピアノ」の
姉妹編だということです。
CDではDVDと同じ順に音楽そのものをみっちり聴かせてくれるそうです。
両方が互いに補い合っていてより深く曲を味わうことが出来るということでしょうか。

アート・オブ・ピアノ : 20世紀の偉大なピアニストたちアート・オブ・ピアノ : 20世紀の偉大なピアニストたち
(2000/10/25)
オムニバス(クラシック)

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DVDの方は、コンチェルトは2~3分程度、ソナタは1楽章、
短い曲などは(例:革命/ショパン、前奏曲/ラフマニノフ)全部聴けます。
それから、コメントしている音楽家は、アンデルシェフスキ、バレンボイム、
ロジェストヴェンスキー、コチシュ、キーシン等です。

ではでは、1900年代生まれのピアニストたちの紹介です。

クラウディオ・アラウ(1903~1991/チリ)  ショパン「スケルツォ1番」

子供の頃、ドイツでリストの弟子に教わったことが楽譜に忠実な解釈や
構想力を育くんだようです。

妥協を許さないアラウは、晩年こう言っています。
「体をリラックスさせなければ、奥深い魂の声が伝わらない。硬い関節が思いを遮断する」
又「うねぼれは、大敵。自分の考えが唯一だと信じるなら、そこには一人よがりの
メッセージがあるだけ・・」と。
少し怒りをふくんだ真剣で強烈な印象のまなざし・・心に残りました。

そしてベトベンのソナタ、心打たれました♪
シフが今の年令でようやくベトベンが弾けると言った言葉がわかるように思いました。
ベトベンの厳かさと人生の哀切、といったものを感じました。
 
ウラジーミル・ホロヴィッツ(1904~1989/ウクライナ) 
モシュコフスキー練習曲6番
(この映像、ホロヴィッツ最後の公演のアンコールかもです。
少し泣いてる?ホロヴィッツ。名残惜しそうです)

若いホロヴィッツは気品があって知性がにじみ出ていて、まさに貴公子ですね。
ピアノの魔術師と言われる由縁はオクターブ奏法。
抜群のテクニックの持ち主。
スクリャービンのエチュード、なんであんなにオクターブの手が動くの~!^^

でも神経質な彼は、公演に不安を感じ12年もの間休んだそうです。
そして、復活のカーネギーホールでのコンサート。
1時間待たされた2700人の大歓声の後、静まり返ったホールで弾いたのが
ビゼーのカルメン変奏曲。テクニックは健在で大成功。
でも、ステージに出る直前、躊躇したホロヴィッツは背中を押されて出ていったそうです^^

スヴャトスラフ・リヒテル(1915~1997/ロシア)  ショパン「エチュード Op.10-4」
とにかく、スゴい、凄まじいパワーです。
師のネイガウスは、教えることがなかったそうです。

2度共演したコンダクターは、なにしろ大変だった。
彼のパワーに押しつぶされそうで、共演とは言えない、と。
チャイコのコンチェルト、本当にエネルギッシュ。オケは完全に伴奏のようです。

圧倒的な存在感です。

エミール・ギレリス(1916~1985/ロシア)  ベートーベン「ソナタ Op.26」
第2次世界大戦の影響を最も受けた世代だそうです。
戦後、ギレリス、リヒテルの台頭に西側諸国は驚いたそうです。

前線での演奏は、ギレリスがラフマニノフの前奏曲5番を弾いている空上を戦闘機が
飛んでいます。
兵士たちがじっと聴き入っていてそれぞれがどんな風に感じたのでしょうか。

彼のベートベンのソナタは、いつ聴いてもなんだかやる気が心の中から湧いてきます。
今回のチャイコのコンチェルトも好きです♪
キーシンが“黄金の音色、音色のための音色”と言っています。

アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920~1995/イタリア)  ショパン「バラード1番」
コンサートも録音も本もインタビューも嫌いだったそうです。
ゴーストピアニストのようだと^^

一音のミスもなく完璧な演奏技術で聴衆を魅了したようです。
スカルラッティのソナタ、軽やかで清潔で音粒がきれいで素晴らしいです♪

ジョルジュ・シフラ(1921~1994/ハンガリー) リスト「ヴァルス アンプロンプチュ」 
13才のシフラの演奏:シューベルト「アンプロンプテュ」

超絶テクニックの持ち主でリストの演奏家として知られているそうです。
まるで連弾のように二人で弾いているかのようだと。

思うに、超絶テクニックを持っていればそれを見せたくなる(笑)
それにはリストが一番適しているのではないかしら^^

半音階的大ギャロップ(リスト)、左手も右手もすごいです。

グレン・グールド(1932~1982/カナダ)  バッハ「パルティータ6番」 
以前の記事 こちら にも書いています。
ミケレンジェリと同じ孤独癖のある演奏家。
伝統を信じず、作曲家に敬意をもって自分の感じるままに演奏し、
特にバッハの演奏では、後世の演奏家に多大な影響を及ぼしたようです。
アーティストと聴衆の階級差に不満を感じ、又演奏家が作曲しなくなったことに
危惧を抱いていたそうです。

バッハの協奏曲1番、魅力的です♪
グールドのバッハ、今はまっています。なので、もう一つ^^
バッハ「イタリア協奏曲」

最後18人目に女性のピアニスト、アニー・フィッシャー(1914~1995/)が
エンディングで子犬のワルツを弾いています。

もう、どの人も素晴らしい~!!
天才、バンザイ~です。

グールドのイスはもちろん変わっていますが、
皆さんいろんなイスに座っています(笑)

次の21世紀に残る偉大なピアニスト、楽しみです。


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