Entries
--.--/-- [--]
2011.01/17 [Mon]
ガラコン記者会見~トリフォノフ~
<追記>
ガラコン日程:アンコールなどわかれば追記していきます。
14日にショパンコンクールガラコンサートの記者会見があったのは、
前記事で少し書きましたが、ダニイルの名言?^^だけ文章で残しておこうと思います。
D:皆さん、こんにちは!
私は第3位とマズルカ賞をとりましたダニイル・トリフォノフです。

このショパンコンクールを日本の皆さんも大変応援してくれたということを
ひしひしと感じました。
まずそのことに関しまして、心からの謝意を感謝を伝えたいと思います。
本当に有難うございました。
日本から遠く離れたワルシャワでしたけれども、日本でこのコンクールが
いかに重要な意味を持っているかということを私は非常に強く感じておりました。
そして、このたび日本に来て皆さんの前でショパンの作品を弾けるという
このような素晴らしい機会を得たことを大変幸せに思っております。
私と今日ここに一緒に座っている友人たちがたくさんのことをすでに申しましたけれども、
私も素晴らしい友人たちとあるいはライバルたちと日本の今回いろんな街へ行って
日本の都市を訪れて、旅行できるこのような機会があることを本当に嬉しく思います。
(ダニイルは“旅行”という言葉を使ったようです)
コンクールの印象ですけれども、本当に私にとっては大きなヒノキ舞台でした。
素晴らしい時間を過ごすことができました。
そして世界から集まった素晴らしいピアニストたちの演奏を数多く聴くことができました。
そういう意味では、本当に素晴らしい機会だったと思います。
私にとってはこのコンクールというのは、これからの私の音楽活動の
大きな一歩になるという風に思っています。
そしてこのコンクールをいかに生かしていくか、今後の私たちの音楽活動に
いかにプラスにしていくかは私たち次第だと思います。
これからも切磋琢磨してこのコンクールをきっかけにどんどん世界で活躍できて
演奏する機会が増えていければと思っています。
どうも有難うございました。
★準備期間も含めて随分長い間ショパンに取り組んでこられて
又これからしばらくはショパンばかりを弾いていかれると思いますが、
ショパンとショパンの音楽についてどういう風に考えているでしょうか?
D:さきほど、ルーカスが、ゲニューシャスがロシアのピアニスト・ソコロフのことばを
紹介しましたが、私も全く賛成なんですね。
ショパンという作曲家に関しましては、彼が言いたかった細かい部分、繊細な部分を
すくいとる、感じ取る、感受性みたいなものがどうしても必要だと思います。

私が敬愛するピアニストの一人ホロヴィッツが言ったことですが、
ショパンはモーツァルトの簡潔さを持って弾く。
モーツァルトはショパンの感受性を持って弾きなさい。
ということを言ってるんですね。
私はいつもこの言葉を思いながら、弾いていますが、
なかなかたやすいことではありません。
ヴンダーが言ってましたが、ショパンの音楽の中にある自由さ、
彼はルバートという例を示して言ってましたが、呼吸、これはユリアンナが
言っていましたが、呼吸の仕方というのは難しいと思います。
もう仲間3人がいろんなことを言ったので私が付け加えることは少ないのですが、
ショパンの持つスタイル、形式、趣味のよさ、それを枠を超えないように演奏する、
その辺の難しさが我々にとっては、一番ショパンの音楽の頭を痛めるところだと思います。
★今度のガラコンサートの曲目なんですが聴く方にとってはすごく楽しみな
プログラムになっていますが、それぞれ弾くということをどう考えているのか、
それから他にこれが弾きたかったというのがあれば言ってください。
D:今回私が日本のために持ってきて、選んだ作品ですが、
ご存知のように私はマズルカ賞を頂いたので、3つのマズルカより2つを弾くことに・・

(通訳:あ、言わないでと言われたので、言いませんが、
実は先ほど弾きたい曲を言われたのですが、それを言わないで、ということなので
言いません・笑)
3つのマズルカから2つ弾くのはマズルカ賞を頂いたからです。
マズルカというのは私の心理的に非常に近い曲なので、
皆さんに聞いて頂きたいと思いました。
ロンド・ア・ラ・マズルカは演奏会であまり弾かれない曲なので
皆さんにとっては目新しい、面白い曲ではないかと思います。
さらに協奏曲1番も弾くのですが、今回いろいろたくさん弾きたい曲が
他にもあったのですが、先生とかいろいろ相談した上で決めました。
マズルカ風ロンドとタランテラは非常に素晴らしい作品ですが、
日本の皆さんはご存知でしょうが、他の作品に比べて演奏会で
あまり披露される曲ではないので、何がなんでも弾いて
もう一度皆さんにこの曲を聴いて頂きたかった、
それでこの曲を選びました。
トリフォワールド全開でした^^
屈託がありませんね~♪
ホロヴィッツの話しは私も知っていました。
以前、ここで紹介したことがありますが、その時は確か
“ショパンを弾く時はモーツァルトのように、
モーツァルトを弾く時はショパンのように”という簡単なものでした。
(その時の記事を探しましたが、見つかりません・汗)
モーツァルトの簡潔さ、ショパンの感受性、いいですね。
そうそう、私、帰りの新幹線の中で、仙川のコンサートを
ツラツラ思い返していて、ダニイルのモーツァルトを聴いてみたいと
思ったのでした。
で、ダニイルはいったい何を弾きたかったのでしょう~??
曲目の話しが出ていたので、どの会場で何を弾くのかしらと
調べてみました。
【ガラコンサート日程】
1月16日(日) 仙台 東京エレクトロンホール宮城
(追記)・ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
(エディション・コンポーザー・サントペテルブルグ)
アンコール:バッハ=ラフマニノフ/無伴奏ヴァイオリン パルティータ3番より
ガヴォット 変ホ長調
1月18日(火) 福岡 福岡シンフォニーホール
・3つのマズルカ 作品56 より 第1番 ロ長調 / 第2番 ハ長調
・マズルカ風ロンド ヘ長調 作品5
・タランテラ 変イ長調 作品43
1月19日(水)大阪シンフォニーホール
・3つのマズルカ op.56より 第1番・第2番
(追記) ・ロンド・ア・ラ・マズルカ
・タランテラ op.43
アンコール:バッハ=ラフマニノフ/無伴奏ヴァイオリン パルティータ3番より
ガヴォット 変ホ長調
1月22日(土) 東京 オーチャードホール
・ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
アンコール:トリフォノフ/ラフマニアーナ 第5曲
1月23日(日) 東京 オーチャードホール
・3つのマズルカ 作品56 より 第1番 ロ長調 / 第2番 ハ長調
・マズルカ風ロンド ヘ長調 作品5
・タランテラ 変イ長調 作品43
アンコール:リスト/ラ・カンパネラ
1月24日(月) 名古屋 愛知県芸術劇場コンサートホール
(追記)・バルカローレ
・タランテラ
アンコール:なし
1月26日(水) 札幌コンサートホールKitara
(追記)・3つのマズルカ Op.56より 第1番ロ長調/第2番ハ長調
・マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5
・タランテラ 変イ長調 Op.43
アンコール:なし
曲目ですが、書いていないところは、調べてもわかりませんでした。
22日の東京以外は、すべて同じ曲目なんでしょうか?
それから大阪ですが、「マズルカ風ロンド」が入っていません。
これは、何かのミスでしょうか?
私は19日に行くので、ミスであってほしいです。
あ、そうそう、この間サインをもらった時、19日に行くことを
ダニイルに伝えました・・って、手作りのカードの表紙に大阪城を
入れたので、それを指して“ナインティーン”って言っただけですが、通じたかしら~?
ダニイルの反応は・・
ありませんでした(爆)
ガラコン日程:アンコールなどわかれば追記していきます。
14日にショパンコンクールガラコンサートの記者会見があったのは、
前記事で少し書きましたが、ダニイルの名言?^^だけ文章で残しておこうと思います。
D:皆さん、こんにちは!
私は第3位とマズルカ賞をとりましたダニイル・トリフォノフです。

このショパンコンクールを日本の皆さんも大変応援してくれたということを
ひしひしと感じました。
まずそのことに関しまして、心からの謝意を感謝を伝えたいと思います。
本当に有難うございました。
日本から遠く離れたワルシャワでしたけれども、日本でこのコンクールが
いかに重要な意味を持っているかということを私は非常に強く感じておりました。
そして、このたび日本に来て皆さんの前でショパンの作品を弾けるという
このような素晴らしい機会を得たことを大変幸せに思っております。
私と今日ここに一緒に座っている友人たちがたくさんのことをすでに申しましたけれども、
私も素晴らしい友人たちとあるいはライバルたちと日本の今回いろんな街へ行って
日本の都市を訪れて、旅行できるこのような機会があることを本当に嬉しく思います。
(ダニイルは“旅行”という言葉を使ったようです)
コンクールの印象ですけれども、本当に私にとっては大きなヒノキ舞台でした。
素晴らしい時間を過ごすことができました。
そして世界から集まった素晴らしいピアニストたちの演奏を数多く聴くことができました。
そういう意味では、本当に素晴らしい機会だったと思います。
私にとってはこのコンクールというのは、これからの私の音楽活動の
大きな一歩になるという風に思っています。
そしてこのコンクールをいかに生かしていくか、今後の私たちの音楽活動に
いかにプラスにしていくかは私たち次第だと思います。
これからも切磋琢磨してこのコンクールをきっかけにどんどん世界で活躍できて
演奏する機会が増えていければと思っています。
どうも有難うございました。
★準備期間も含めて随分長い間ショパンに取り組んでこられて
又これからしばらくはショパンばかりを弾いていかれると思いますが、
ショパンとショパンの音楽についてどういう風に考えているでしょうか?
D:さきほど、ルーカスが、ゲニューシャスがロシアのピアニスト・ソコロフのことばを
紹介しましたが、私も全く賛成なんですね。
ショパンという作曲家に関しましては、彼が言いたかった細かい部分、繊細な部分を
すくいとる、感じ取る、感受性みたいなものがどうしても必要だと思います。

私が敬愛するピアニストの一人ホロヴィッツが言ったことですが、
ショパンはモーツァルトの簡潔さを持って弾く。
モーツァルトはショパンの感受性を持って弾きなさい。
ということを言ってるんですね。
私はいつもこの言葉を思いながら、弾いていますが、
なかなかたやすいことではありません。
ヴンダーが言ってましたが、ショパンの音楽の中にある自由さ、
彼はルバートという例を示して言ってましたが、呼吸、これはユリアンナが
言っていましたが、呼吸の仕方というのは難しいと思います。
もう仲間3人がいろんなことを言ったので私が付け加えることは少ないのですが、
ショパンの持つスタイル、形式、趣味のよさ、それを枠を超えないように演奏する、
その辺の難しさが我々にとっては、一番ショパンの音楽の頭を痛めるところだと思います。
★今度のガラコンサートの曲目なんですが聴く方にとってはすごく楽しみな
プログラムになっていますが、それぞれ弾くということをどう考えているのか、
それから他にこれが弾きたかったというのがあれば言ってください。
D:今回私が日本のために持ってきて、選んだ作品ですが、
ご存知のように私はマズルカ賞を頂いたので、3つのマズルカより2つを弾くことに・・

(通訳:あ、言わないでと言われたので、言いませんが、
実は先ほど弾きたい曲を言われたのですが、それを言わないで、ということなので
言いません・笑)
3つのマズルカから2つ弾くのはマズルカ賞を頂いたからです。
マズルカというのは私の心理的に非常に近い曲なので、
皆さんに聞いて頂きたいと思いました。
ロンド・ア・ラ・マズルカは演奏会であまり弾かれない曲なので
皆さんにとっては目新しい、面白い曲ではないかと思います。
さらに協奏曲1番も弾くのですが、今回いろいろたくさん弾きたい曲が
他にもあったのですが、先生とかいろいろ相談した上で決めました。
マズルカ風ロンドとタランテラは非常に素晴らしい作品ですが、
日本の皆さんはご存知でしょうが、他の作品に比べて演奏会で
あまり披露される曲ではないので、何がなんでも弾いて
もう一度皆さんにこの曲を聴いて頂きたかった、
それでこの曲を選びました。
トリフォワールド全開でした^^
屈託がありませんね~♪
ホロヴィッツの話しは私も知っていました。
以前、ここで紹介したことがありますが、その時は確か
“ショパンを弾く時はモーツァルトのように、
モーツァルトを弾く時はショパンのように”という簡単なものでした。
(その時の記事を探しましたが、見つかりません・汗)
モーツァルトの簡潔さ、ショパンの感受性、いいですね。
そうそう、私、帰りの新幹線の中で、仙川のコンサートを
ツラツラ思い返していて、ダニイルのモーツァルトを聴いてみたいと
思ったのでした。
で、ダニイルはいったい何を弾きたかったのでしょう~??
曲目の話しが出ていたので、どの会場で何を弾くのかしらと
調べてみました。
【ガラコンサート日程】
1月16日(日) 仙台 東京エレクトロンホール宮城
(追記)・ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
(エディション・コンポーザー・サントペテルブルグ)
アンコール:バッハ=ラフマニノフ/無伴奏ヴァイオリン パルティータ3番より
ガヴォット 変ホ長調
1月18日(火) 福岡 福岡シンフォニーホール
・3つのマズルカ 作品56 より 第1番 ロ長調 / 第2番 ハ長調
・マズルカ風ロンド ヘ長調 作品5
・タランテラ 変イ長調 作品43
1月19日(水)大阪シンフォニーホール
・3つのマズルカ op.56より 第1番・第2番
(追記) ・ロンド・ア・ラ・マズルカ
・タランテラ op.43
アンコール:バッハ=ラフマニノフ/無伴奏ヴァイオリン パルティータ3番より
ガヴォット 変ホ長調
1月22日(土) 東京 オーチャードホール
・ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
アンコール:トリフォノフ/ラフマニアーナ 第5曲
1月23日(日) 東京 オーチャードホール
・3つのマズルカ 作品56 より 第1番 ロ長調 / 第2番 ハ長調
・マズルカ風ロンド ヘ長調 作品5
・タランテラ 変イ長調 作品43
アンコール:リスト/ラ・カンパネラ
1月24日(月) 名古屋 愛知県芸術劇場コンサートホール
(追記)・バルカローレ
・タランテラ
アンコール:なし
1月26日(水) 札幌コンサートホールKitara
(追記)・3つのマズルカ Op.56より 第1番ロ長調/第2番ハ長調
・マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5
・タランテラ 変イ長調 Op.43
アンコール:なし
曲目ですが、書いていないところは、調べてもわかりませんでした。
22日の東京以外は、すべて同じ曲目なんでしょうか?
それから大阪ですが、「マズルカ風ロンド」が入っていません。
これは、何かのミスでしょうか?
私は19日に行くので、ミスであってほしいです。
あ、そうそう、この間サインをもらった時、19日に行くことを
ダニイルに伝えました・・って、手作りのカードの表紙に大阪城を
入れたので、それを指して“ナインティーン”って言っただけですが、通じたかしら~?
ダニイルの反応は・・
ありませんでした(爆)
- at
- [Trifonov (トリフォノフ)]
- TB(0) |
- CO(4)
- [Edit]
NoTitle
私なら「ま、いっか」で済ませるところを、決して素通りしない。
耳で聞くだけでなく、文章で表すとよりしっかり頭にインプットされますよね。
なかなかしっかりしたこと言いますね~彼。
昨日たまたまオーチャードの近くを通りかかり、「え?ここで弾くの?聴きたかったな~」
と娘に言われ、軽く落ち込みましたよ^^;
唯一のコンチェルトなのにねぇ。
19日、楽しんでらして下さい!